2013年12月20日に発売されて以降多くのユーザーに指示され続けているレンズになります。Sonyの神レンズの一つですね。
ツアイスのTスターのコーティングが高性能なため非常に日差しが強い所でも発色が良いです。画角43度、焦点距離が55mmの標準レンズになります。
古いレンズのため最短撮影距離が50センチと最近のレンズと比べると長いため、料理写真とかは別な選択肢が出てきてしまうでしょう。ただ、この最短撮影距離を多少犠牲にすることにより色収差や湾曲などを抑えた非常にクオリティーの高いレンズに仕上がったと考えることも出来ます。
もうすぐ10周年を迎えるレンズですが果たして今のコーティング技術や設計で作った後継機は生まれるのでしょうか。楽しみですね。
作例
撮影条件
天気晴れ、雲多め、13時から14時
カメラ:α7R3
プログラムオート
クリエイティブルック:スタンダード
WB:オート
Jpeg撮って出しで全くいじってません。
レンズフィルター:ケンコーPRO1Dプロテクター
純正フード使用
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パステルカラーの淡いブルーグリーンですが暗い部分も明るい部分も良く色が乗ってると思います。

アンダー気味ですが赤、紫、ピンクの色も良さげです。

原色に近い色はこってり感があるんではないでしょうか?

金属の光沢も良いですよね。黄色も綺麗です。

日陰。黄色と赤がくっきり、こってりした感じで良いですね。濃い色の表現が凄くいい感じです。(語彙力)

雲が多めの空でかなり日差しが強かったです。影の部分から明るい部分まで緑色の表現はどうでしょうか?

ピンクも得意です。周辺光量が落ちてる感じですかね?

日陰の方が色の乗り具合が分かりやすいかもですね。

日陰の灰色と緑。緑も良いなと思いました。
室内撮りマニュアル撮影
マニュアルモード
F1.8開放とF8で比較
+0.7程明るくして撮影


F1.8 解放F1.8なので良くボケます。

F8まで絞るとこんな感じです。ここらへんまで絞るとレンズのシャキッとした写りになります。レンズのパフォーマンスを出せてますでしょうか?

F1.8開放

F8
まとめ
明るいレンズで発色が素晴らしいです。人物、物撮りや風景撮りに超おすすめですね。最短撮影距離が50センチ必要になるのであまり寄ることが出来ません。ただそれを補って余りあるパフォーマンスの高い神レンズだと思います。

いわゆる撒き餌レンズのFE 50mm F1.8を買う人も多いかと思います。値段もお手頃ですしね。でもこのレンズモーター音が結構大きい事とパープルフリンジが凄く出るので、予算の都合がつくのであれば今回紹介しましたSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAを強くオススメします!
買って損無し。これを標準レンズのメインにして広角、望遠、マクロと必要に応じてレンズを増やしていく感じになるでしょう。カメラ本体も高いですので最初のレンズをズームにするのも手です。その場合は神ズームレンズ FE 24-105mm F4 G OSSがオススメです。こちらのレンズも近くレビューしていきます。

ご覧いただきありがとうございました。
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