はじめに
私は株式投資を15年程、仮想通貨を3年程運用しています。今回、金融機関を退職し取引の制限も無くなったためFXを始めることにしました。
取引の記録やファンダメンタルズ的な部分やテクニカル分析などもブログに書いていこうと思います。基本的にはトレンドを意識しつつ日足、4時間足、1時間、10分足の4つの時間軸みてテクニカル的にいい感じだなと思ったらに注文を入れることになりそうです。
経済指標の発表や各国要人の発言でボラティリティが大きくなるだろうタイミングや寝てる時はポジションをなるべく持たない方向で考えています。
IFO注文(注文と同時に指値と逆指値の注文を入れる取引)をしておいても値動きが大きいと利確も損切も出来ないことがあるためです。その場合は強制ロスカットの憂き目にあう場合もあります。
相場急変時にはメールアラートを使うのも手ですがちゃんと起きられるかという不安もあります。最初はなるべく慎重に進めようと思っています。
DMM FXを選んだ理由について
FX取引が出来る会社は沢山あります。国内の会社であればどこでも良かったのですが、有名どころであればネットでの情報共有がしやすいと思いDMM FXを選択しました。
申し込みから口座開設までのスピードが速く最短即日取引が可能になります。
DMMは株、FX、CFDの取り引きが可能な会社です。キャンペーンにも力を入れておりこれから取引を始めるにあたり魅力的な部分になると思います。
スマホ一台あればアプリから取引も可能です。取引時間内であればいつでもどこでも始めることができます。
- 出金手数料
- 口座維持手数料
- クイック入金手数料
- ロスカット手数料
- 口座開設手数料
あらゆる手数料が無料なのもうれしいです。
デモトレードから始められるため初心者にもかなり親切な作りになっています。
FXとは何か?
FXとは「外国為替証拠金取引」と呼び証拠金取引のひとつです。
外国為替とは通貨が異なる国同士で直接現金のやり取りをするのではなく為替手形や送金小切手を使って決済する方法です。FX会社がこの取引を代わりにやってくれます。
証拠金取引とはFX会社に預け入れる資金になります。取引を行うために必要な担保のようなものです。
DMM FXの始め方(申し込みからログインID取得まで)
ここではDMM FXを始めるまでの簡単な流れについて説明します。
- 口座開設を申し込む
- メールで口座開設のお知らせがくる
- メール記載のURLから本人認証を行う
- ログインIDと仮パスワードが貰える
まずはDMMFXのHPにアクセスします。下のバーナーから飛べます。
今すぐ口座開設をクリックして必要事項を記入します。投資経験や余裕資金についての質問がありました。
審査が終わるとメールでお知らせが来ることになります。
自分の場合1月25日21時22分に申し込みが完了し実際に口座開設が完了したのが、1月26日2時46分でした。お知らせのメールが届いた中にあるURLをクリックして初期ログインのためのページに移動します。
STEP1からSTEP3まで手順で進めていきます。
- STEP1 認証キー発行。手続きをすると認証キーはメールがメールで送られてきます。
- STEP2 本人認証。メールで届いた認証キーを入力します。
- STEP3 ログイン情報表示。ここで初めて自分のログインIDと初期パスワードが分かります。ログインIDと初期パスワードが記載されたPDFファイルをダウンロードすると間違いないです。自分は画面をキャプチャーして保存しました。初期PWは後で変更しましょう。
DMM FXの口座に入金をする
取引を始める際にDMM FXに入金をする必要があります。入金方法は2種類あります。
- クイック入金:インターネットバンキングを利用した即時入金です。5000円以上から対応。手数料無料でスマホ操作で入金が可能です。パソコンからもアプリからも出来ます。利用金融機関が即時振り込みに対応している必要があります。
- 振り込み入金:銀行窓口、ATM、インターネットからDMM指定の振込先口座へ振り込みをします。振込手数料がかかります。反映までに30分から1時間程で反映される。
入金する金額はいくら必要か?
DMM FXのレバレッジは25倍固定になります。取引も最低1Lot(1万通貨)からになります。取引に最低必要な証拠金額は取引総代金の25分の1に該当する金額となり取引する通貨ペアによって変わります。
例:米ドルで取引をする場合に1ドル100円だったとします。その時の1万ドルは100万円となります。これを25で割ると4万円が必要な証拠金ということになります。
4万円の証拠金で100万円分の取引が出来るのがFXの魅力となります。
入金が確認取れたら準備は完了です。
好きな通貨を選択して、上がると思ったら買いを下がると思ったら売りのボタンを押すだけでスタートします。売買するためのツールを使いこなす必要もあるので最初は小ロットで始めるのが良いでしょう。
パソコンで取引する場合
DMM FXのホームページからログインをしてください。マイページに移動すると必要なツールが3種類用意されてます。ツールの使い方を熟知するのはとても重要です。すべての項目が理解できるようになりましょう。
ここではFX PLUSについて説明します。画面赤枠内をクリックして立ち上げます。通常はクリックすると別窓が開くと思います。右クリックからタブで開くことも可能でした。
起動するとこのような画面になります。レイアウトはドラッグ&ドロップで自由に変えられます。複数の窓で構成されており各窓ごとにサイズも変えられます。自分の使いやすいようにカスタマイズできます。
メニューについて
画面左上にメニューがあります。ここをまず理解していきましょう。最初に覚えてしまうと後が楽なので、一通り操作してみる事をオススメします。
取引
- 新規注文:選択すると新規注文用の画面が表示されます。
- 決算注文:ポジション照会画面が表示されます。
- 注文変更・取消:注文変更・取消画面が表示されます。指値注文などの一覧が出てくるのでここで変更取消が可能です。
レート・チャート
- プライスパネル:各通貨の価格、スプレッド、スワップ等の一覧が表示されます。通貨ペアをクリックすると新規注文画面がポップアップします。チャートを起動させることも出来ます。
- チャート:チャートを表示させます。プライスパネルのものと一緒です。 複数画面を開くことが可能です。
- 比較チャート:比較したい通貨ペアのチャート最大4つ同時に表示できます。
- プレミアチャート:別タブで開かれます。大画面でチャート見れます。テクニカルも多種選択できるのでチャートの分析にはぜひ活用してみてください。
取引照会
- ポジションサマリ:現在持っているポジションの一覧です。決済も出来ます。
- ポジション照会:現在もっているポジションの一覧が表示されます。ここから決済したりスワップポイントだけの受け取りが出来ます。
- 注文履歴:注文の履歴を通貨や期間を指定して表示することが出来ます。
- 約定履歴:約定履歴を通過や期間を指定して表示できます。
- 売買実績照会:期間を指定できます。注文ロット数、建て玉決算損益、スワップ計、売買別計、通貨ペア別計が見れます。実績確認が出来る便利な機能です。
- 口座照会:FX口座の内容が確認できます。建玉可能額や約定評価損益
- 報告書:PDFで取引報告書が見れます。
入金・出金
- クイック入金:ここから金融機関と金額をしていしてFX口座への入金が可能です。クイック入金の場合は手数料無料です。
- 出金予約:ここから自分の銀行口座への出金の予約を入れられます。出金手数料は無料です。
- 入出金履歴:入出金の履歴です。
- 株式振替:DMM株で保有している株の評価額の70%をFXの資金に使うことが出来ます。この機能を有効にするには別途DMM株口座を開設する必要があります。
- 株式振替履歴:株式振替の履歴が見れます。
情報ツール
- お知らせ:DMMFXからのお知らせです。
- 売買比率:売りと買いの注文の比率が見れます。
- レート通知メール:指定したレートになると指定したメールアドレスに通知が来るように設定できます。
- ティック履歴:ティックとはレートの事です。過去のレートを日時指定で見ることが出来ます。過去の経済指標発表時のレートがどのように動いたか見たい時に使えそうです。
- スワップ履歴:通貨と日付を指定すると過去のスワップ一覧を見ることも出来ます。
- スワップカレンダー:別タブで開きます。
画面管理について
ここから一括で画面を閉じたり個別に画面を閉じたりできます。
現在開いている画面の一覧が表示されます。×を押すと個別に画面を閉じることができます。各画面の左上の×ボタンを押してもおなじです。
左の画像は現在自分が開いている画面です。
レイアウトについて
レイアウトの管理、保存が出来ます。まずは、初期レイアウトを切り替えてみて雰囲気を掴んでみてください。
新たに表示させたい画面はメニューから呼び出せます。開いた画面を拡大縮小、ドロップ&ドロップをして好きなように配置してください。
配置が決まったらレイアウト保存を選択すると初期レイアウトの下に自分で作ったレイアウトが表示されます。
自分は現在こんな感じにレイアウトして利用してます。使いやすいレイアウトが出来たら通貨ごとに作っておくといいですね。
設定・その他について
- 注文共通設定:注文時の設定が出来ます。利食い、損切の同時発注設定が便利です。
- 自動ログアウト設定:データのやり取りが60分間無かった場合に自動でログアウトするか決められます。
- チャート共通設定:蝋燭足の色や線の太さを変更できます。
- 色調切替:レイアウト全体の色を黒か白に替えられます。目に優しく電力を抑えられる黒がオススメです。
- 初期設定に戻す:レイアウトと各設定値を初期設定に戻します。ここを押すと確認画面が表示されキャンセルかOKを選択します。
その他
- マイページ:別タブでマイページを開きます。
- 操作マニュアル:別タブで操作マニュアルを表示します。
- クイックガイド:別タブでクイックガイドが表示されます。公式によるツールの説明文です。ここさえ見れば事足りるのですが、私の説明はよりかみ砕いて使用者側の視点になってますので合わせてお役立てください。
- 証拠金シュミレーション:別タブで証拠金シュミレーションが表示されます。現在のレートとロット数と純資産額を入力できます。通貨ペアを決めて現在のレート設定をクリックしLotに数字の1を入力して計算すると必要証拠金が表示されます。純資産も入力するとロスカットライン50%、維持率100%、維持率50%の数字も出せます。事前にいくら必要かいくらで強制ロスカットが発生するのか知りたい場合便利です。
経済指標について
設定・その他の隣をクリックすると経済指標の予定一覧が出てきます。FXをするにあたりここは常に見ておかなければならない情報です。この結果次第で大きく値動きします。ここでは重要度によって星印がついておりとても分かりやすいです。必ずチェックしましょう。
ニュースについて
FX関連のニュースが表示されます。こちらも必ず目を通しましょう。世の中の出来事はすべてお金につながりますので経済新聞や海外のニュースなどもチェックすると良いです。
プライスパネルについて
デフォルトで開いているプライスパネルについて説明します。閉じてしまった場合、メニューから開くことも可能です。
- チャート起動:クリックするとチャート画面が表示されます。
- 通貨ペア:クリックすると新規購入画面が表示されます。
- Bid(売):ビッドと読みます。売りから入る場合の価格です。
- SP:スプレッドと読みます。売値と買値の差が表示されます。コストと考えると理解しやすいと思います。全く値動きしてない状態で買ってすぐ売るとスプレッドの分負けます。逆に売ってすぐ買い戻してもやはりスプレッドの分負けます。ここの数字が大きくなってることがあるので必ずチェックしてください。例えば豪ドルとか普段0.6程ですが時々10になったりします。
- Ask(買):アスクと読みます。買いから入る場合の価格です。
- 高値(Bid):その日の高値です。
- 安値(Ask):その日の安値です。
- 前日比:前日終値と現在の価格の差です。
- 前日比(pips):前日終値時点でのpips(ピップス)との差です。
- Swap(買):買いから入っている場合のスワップポイントになります。プラスの場合は貰えてマイナスの時は引かれることになります。スワップポイントのみ受け取る(出金)ことができます。価格は変動します。
- Swap(売):売りから入っている場合のスワップポイントです。プラスの場合は貰えてマイナスの時は引かれることになります。スワップポイントのみ受け取る(出金)ことができます。価格は変動します。
新規注文画面について
取引したい通貨をプルダウンから選べます。見ているチャートとここが一致しているか必ずチェックしましょう。
注文タイプを選べます。どの方法でも値動きが大きい時に注文が出来ないこともあるので注意してください。
- 即時:即時注文はクイックしたレートで発注されます。
- 指値:現在のレートより有利な注文を指定して発注する注文方法です。(例:今1ドル100だけど98円になったら買いたいという場合に使います)
- 逆指値:現在のレートよりも不利な注文レートを指定して発注する注文方法です。(例:今1ドル100円だけどもどっちに動くか判断に迷う、抵抗線の102円を超えたらさらに上昇するかもしれないので102円を超えた時点で買おうと判断したケースなどで使います)
- IFD:IFD注文は新規注文と決済注文(指値・逆指値)を同時発注する注文方法です。(例:いくらで買っていくらで利確したい。いくらで買っていくらで損切したい場合に使えます)
- OCO:異なる二つの注文を発注し、どちらか一方が約定したらもう一方の注文は取り消される方法です。(例:今1ドル100円だけどどっちに動くか分からない。1ドル95円になれば安いので買いたい、105円ならばそこが天井だと思うので売りで入りたいと考えた場合に使います)
- IFO:新規注文が約定すると、指値・逆指値の決算注文が発注される注文方法です。決済注文の一方が約定したら、もう一方の注文は取消されます。(例:今1ドル100円か、よしこの価格でかって110円になったら売ろう。でも逆に動いた場合怖いから98円で損切ラインも決めておこうなどと考えた場合に使います)
損切も考えてディフェンシブな投資をした場合はIFO注文が良いですし、1ドル100円で買ったけど途中価格がどんなに下がろうが最終的に110円にはいくと思っている場合はIFD取引を選択するという考え方になります。もちろんロスカットの可能性もあるので資金力次第になります。
スリッページといって、即時注文や逆指値注文時に発注レートと約定レートがずれるケースがあります。これも大事なので目を通しておいてください。スリッページについて。
IFDとIFOは少し似てますが利用するケースが異なります。上手に使い分けしましょう。
ポジション照会について
この画面から決済することが出来ます。
項目は見たままで分かりやすいと思います。
- クイック決済:クイック決済は、指定したポジションを成行にて即時に決済します。 当該ポジションにすでに決済注文を設定している場合でも、クイック決済が優先され、既存の決済注文は取消されます。
- スワップ振替:これは、ポジションを決済せずにスワップポイントのみ受け取る機能です。
チャートについて
チャートの位置は左クリックしっぱなしで移動できます。縦軸横軸も広げたり縮めたり出来ます。
見たい通貨をプルダウンから選べます。
時間を選択できます。複数画面を開いて見比べるとよいです。自分は日足、8時間足、1時間足、5分足の4つを開いてます。
チャートタイプを選べます。自分はローソク足になれているのこれにしてます。設定のチャート共通設定からこのチャートの色を変えたり線の太さを替えたり出来ます。
ピンクのアイコンが3つ並んでます。一番左のアイコンからテクニカル指標追加・編集画面(上の画像)を呼び出せます。
自分は単純移動平均線は常時表示させてます。これと自分で引いたトレンドラインと蝋燭足を見てる感じです。オシレーターですが平時であれば売られすぎ買われすぎなどの目安になります。移動平均線のような一番みんなが見ているテクニカル指標を使うと良いと思います。
鉛筆のアイコンをクリックして緑色に変わればアクティブ状態です。この状態でプルダウンの中から項目を選ぶとその機能が使えます。よく使うのはトレンドラインですね。ここで線を引いたり消したり色々試してみてください。
表示のチェックを入れたり外したりすることが出来ます。
各アイコンを押して色々試してみてください。
スマホで取引する場合
アプリをダウンロードします。アプリを立ち上げてみましょう。
パソコン版と画面が違うだけで取引の方法や考え方は一緒です。
自分は基本PCモニターにチャートを表示させて監視してます。スマホは補助で使う感じになります。ポジション持ったまま外出する際には必要になるので画面の見方、操作方法など事前に練習しておきましょう。
まとめ
これでFXを始めるスタート地点に立てたと思います。
- チャートを見る
- 注文をする
- 決済する
この3点の繰り返しになります。投資初心者は小額から始めてみて投資の知識が増えてから増額すると良いです。お金を使わないデモトレードもご活用ください。
投資は勝ったり負けたりです。いかに負けを小さく出来るかがポイントでもあります。資金管理が出来るようになってはじめて一人前と言えます。相場の世界に長くいるコツは熱くならない事と損切ルールをキチンと決めることです。必ず余裕資金で運用してください。
ぜひFXをみなさんの資産形成にお役立てください。
最後に決まり文句になりますが、「投資は自己責任になります。売買は最終的に自分の判断で決めてください」
転ばぬ先の杖なのだ。
https://yamatumi.com/fx-beginner-precautions/
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