私が使用中のgoogle pixel 6aには3.5mmイヤフォンジャックがありません。仕様上無線イヤホンのみの対応です。なので家でyoutubeを見るときやゲームをするときは本体のスピーカーから音を出しています。外出先などでは音を出せませんのでyoutubeは楽しめませんし、ゲームもミュートでやるしかない状況でした。

色々不便ではあるので、無線タイプのイヤホンを買うという選択肢が出てきます。ダイソーでも1000円ぐらいで無線イヤホンは売っています。でもやはり使えるものは使い倒したいという気持ちもあり今ある有線イヤフォンを活用する方法を考えていました。

USB type-Cとイヤホンジャックの変換アダプタは以前から100均でも販売していました。自分も最初はそれを買って対応しようと思い、あちこちお店を回ってみたのですが残念ながら売っていませんでした。

そこでいつも活用しているAmazonで検索を掛けるとだいたい1000円前後で商品が複数並んでいます。かなり安価な商品もあるのですが評価が悪かったりします。内容を確認すると使えないという話が多かったです。

安い商品というのはやはり魅力的ではあります、自分のスマホは対応できるのか調べてみることにしました。

その結果USB Type-C イヤホンジャック変換アダプタには2種類あることが分かりました。DAC搭載か否かです。DACとはデジタル・アナログコンバーターと言ってデジタル信号をアナログ信号に変換するものです。有線イヤホンはアナログ信号を音に変える装置になりますのでデジタル信号では使用できません。アナログ信号を送ってあげる必要があります。

なぜDAC付きとDAC無しの商品があるかというと、機種によってはスマホ内のDACを使いアナログ信号で出力しているモノがあるためです。このタイプであれば安価なDAC無しの変換ケーブルで対応が可能です。同じメーカーであっても機種によってここらへんの仕様が異なってくるのでややこしいです。

自分のスマホはどっちなの？と分からない人が殆どだと思います。そんな時は、DACを乗せている変換ケーブルを買っておけばスマホがどちらの仕様であっても対応が可能です。

近くにダイソーが無い、商品が無いという人は、Amazonで送料込みの500円台からDAC付きの商品が出て来てます。値段によって音の良し悪しが出てくる部分になると思うので評価などを参考にしつつ良い物を見つけてみてください。

ギャラリー

パッケージ正面に「変換ケーブル」4極対応、DAC搭載とだけで書いてあります。裏面を見ると商品名が載ってました。

「USB Type-C イヤホンジャック変換コード 5cm 4極マイク対応」です。

上の図にある対応4極ミニプラグですが日本のスマホでは一般的なCTIA規格になります。国内メーカーのイヤホンなら問題ないはずです。

音について

google pixel 6aにアダプタを接続しイヤホンでクラッシュロワイヤルというゲームのBGMやSEなどの音でチェックしてみました。クリアでノイズのない音です。高音、低音キチンと出てる感じです。

中音のチェックのためもyoutubeでラジオを聴きましたが特に問題は感じませんでした。

音の感じ方については個人差もありますのでご了承ください。

4極ミニプラグにも種類があります

現在スマホで主流の4極ミニプラグですが、これは3極プラグのL（レフト）、R（ライト）、GND（グランド）にマイクを足したものです。

そして4極ミニプラグには「CTIA」「OMTP」という2種類の規格があります。CTIAは日本で主流の規格です。OMTPは海外の規格です。

規格が異なる組み合わせで使うと音が聞こえない、マイクが使えない等の不具合が生じたりします。通販ではこの辺をよく分からずに別規格の商品を買ってしまうという問題がよく起こりレビューで悪い評価をつけられたりしてます。

なので有線イヤフォンを買う際には国内メーカーのものを買っておくと安心かと思います。

まとめ

iphoneが3.5mmミニジャックをやめて以降、追随するメーカーも後を絶ちません。年々ワイヤレスホンの性能は上昇し、価格も買いやすものも増えてきてます。今後はワイヤレスが主流になっていくのではないでしょうか？そういった中で今後も有線イヤホンを使いたいという人もまだまだ多いと思います。3.5mmジャックが無くて不便だなと困っている方々にこの情報が届くと良いなと思っています。ご覧頂きありがとうございました。